手動で Base Box 作成

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VagrantのBase Boxを作成してみた。

環境はWindows8 Pro 64bit。(だけど、あまり関係ないかも)

一般的にはBaseBoxはWebのテンプレートから取ってきて使えば良いので、一般的にはやる必要がないとのこと。
カスタムBaseBoxを作る必要がある時のみ行う。
作成手順は下記に載っており、この通りに進める。

なお、配布用に省スペース化のような最適化する項目は省いている。

http://docs.vagrantup.com/v1/docs/base_boxes.html

※veeweeを使えば、今回のBase Box作成の作業は自動化できるみたい。

VMを作成する

ここではUbuntu1210 Desktopの32bit版を用いる。
まず、vagrant-ubuntu-1210_32_Desktopという名前を付けてVMを作る。
VagrantのBoxはvagrant-[OS名]というルールがある。

VMの情報としては配布する場合、下記を使うことが推奨されている。

  • Hostname: vagrant-[os-name], e.g. vagrant-debian-lenny
  • Domain: vagrantup.com
  • Root Password: vagrant
  • Main account login: vagrant
  • Main account password: vagrant

HDDはVDI形式で作成。そして、可変サイズで40GB割り当てた。
NICはNATとする必要がある。
ディスクファイルをCD/DVDドライブに挿入してVMを起動する。
するとインストーラが起動して、PC名などを入力する画面になる。
ここで、私は下記の情報を入力した。

  • Your name: vagrant
    ここは何でも良い?
  • Your computer’s name: vagrant
    vagrant-[OS名]のほうがよいかも。
  • Pick a username: vagrant
  • Choose a password: vagrant
  • Confirm your password: vagrant
  • Log in automaticallyにチェックを入れた.
    これはチェックを入れず、ログイン時にパスワードを入力するようにしてもいいはず。

ポートフォワーディングの設定

VirtualBoxの[設定]メニューの[ネットワーク]の項目でルールを作成する

  • ホスト
    • IP
      空白 → 自動的に127.0.0.1になる
    • Port
      2222
  • VM
    • IP
      空白 → 自動的に127.0.0.1になる
    • Port
      22

この後、VMを再起動する。

権限のセットアップ

ここでは、sudo実行時にパスワードを入力しなくてもコマンドを実行できるようにする。

  1. VMにログインする。
  2. ターミナルを開いて下記を入力し、adminグループを追加する。
    $ sudo groupadd admin
  3. 下記を入力し、vagrantユーザーの所属グループをadminに変更する。
    $ sudo usermod -g admin vagrant
  4. 下記を実行する。
    $ sudo visudo
  5. %admin ALL=(ALL) ALLになっている行の真下に下記を追加する。
    %admin ALL=NOPASSWD: ALL
  6. Defaultsに下記を追加。
    Defaults env_keep = “SSH_AUTH_SOCK”
  7. その後、Ctrl-oを入力し、/etc/sudoersというファイル名で保存。
  8. $ sudo visudoを再実行し,%sudo ALL=(ALL:ALL) ALLをコメントする。
    # %sudo ALL=(ALL:ALL) ALL
  9. 下記を実行し、反映させる。
    $ sudo /etc/init.d/sudo restart

以上が終了すると、sudo時にパスワードを聞かれなくなる。

VirtualBox Guest Additionsをインストールする

まず,システムに必要なパッケージのインストール。

VirtualBoxの「デバイス」→「Guest Additions のインストール …」を選択。

すると、CDにマウントされ、起動するので、Runボタンを押すとVirtualBox Guest Additionsがインストールされる。

初期ソフトウェアのセットアップ

それぞれ、下記のコマンドでインストールする。

  • Ruby – Use the dev package so mkmf is present for Chef to compile
    1. $ sudo apt-get install ruby
  • RubyGems – To install the Chef gem
    1. $ sudo apt-get install rubygems
  • Puppet – To install Puppet (also ensure that a ‘puppet’ group is present!)
    1. $ sudo apt-get install puppet
  • Chef gem – For provisioning support (gem install chef)
    1. $ sudo apt-get install ruby1.9.1-dev(rubyのバージョンを合わせること)
    2. $ sudo gem install chef
  • SSH
    1. $ sudo apt-get install ssh
    2. $ ssh-keygen -t rsaを実行してsshサーバーの準備をしておく。(すべてデフォルト値でOK)

Public Key(公開鍵)を用いたssh認証の設定

Boxを一般公開用にする場合、vagrantで共用の公開鍵をauthorized_keysに登録しておく。
そのために、下記の公開鍵と秘密鍵をダウンロードして、VMに送る。

https://github.com/mitchellh/vagrant/tree/master/keys/

パーミッションは600として、~/.ssh以下に保存。

  • authorized_keys(公開鍵をコピー)
  • vagrant→id_rsa(ファイル名変更)
  • vagrant.pub→id_rsa.pub(ファイル名変更)

Base Boxのエクスポート

下記のコマンドでVMをBase Boxとしてエクスポートする。

しばらく待った後、package.boxというファイルが出来る。
これがBase Boxである。

Base BoxをVagrantで使う

下記のコマンドでaddする。

後は、initしてupすれば立ち上がる。

knife-soloでchef-soloの実行を確認できた。
Base BoxはWebサーバー上に置いておけば便利そう。


Windows 8 に Vagrant と chef-solo をインストールしてみた

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Vagrantとは

VitualBoxのフロントエンドに相当するツール。
vagrantコマンドなどを使ってコマンドラインから簡単に新しいVMを作れる。

下記の投稿を見て、便利に思えたのでWindows8にインストールしてみた。

naoyaのはてなダイアリー Vagrant”

試す環境はWindows8 64bit。

Rubyをインストールする

下記から最新版のRubyをダウンロードする。

rubyinstaller.org

ここでは、1.9.3-p385をダウンロードし、インストールする。
念のため、DEVELOPMENT KITも合わせてインストールしておこう。(任意)
ダウンロードしたexeを実行すると、中身が解凍される。

インストールしたRubyのRubyコマンドプロンプトを起動し、下記を実行する。

以降もRubyコマンドプロンプトを使うとする。

VirtualBoxをインストールする

Vagrantの実行にはVirtualBoxのインストールが必要。
下記より、ダウンロードしてきてインストール。
バージョンは4.2.6だった。

virtualbox.org

その後、VBoxManage.exeのあるフォルダへのパスを環境変数PATHに通す。
私の場合、下記にインストール。

D:\Program Files\Oracle\VirtualBox

Vagrantをインストールする

下記のコマンドでインストール。

バージョンは1.0.6だった。
— 2014/4/16追記 —
WindowsにVagrantをインストールする場合は、下記のサイトからインストーラーを用いてインストールした方がいいと思います。

http://www.vagrantup.com/downloads.html

Windowsのsshを別途インストールしなくてもvagrant sshが実行できます。

VMを追加し、起動する

Vagrantは任意のVirtualBox形式のVMを使って環境構築できるよう。
もちろん、VMのTemplateも用意されている見たい。ここでは下記から追加したいVMを確認する。

vagrantbox.es

ここからboxへのURLを取ってきて入力。

なお、VMはD:\Users\[User名]\.vagrant.d\boxesに保存されていた。

ここで、VMのTemplateを元に、新しく、仮想マシンを作成する場合は下記のようにやる。
まず、TemplateとなるBoxを追加。

次に、適当なディレクトリを作成し、下記のコマンドを実行。

すると、Vagrantfileという設定ファルが作成される。下記のように記述。

— 2014/4/16追記 —
上記はAPI VERIONが1の場合の設定。最新の場合、下記のように設定する。

下記のコマンドで起動。

VMにアクセスする

通常は下記のコマンドでゲストOSにログインできる。

しかし、Windowsでは使えないらしい。そのため、Windows用のsshクライアントを使用する。
— 2014/4/16追記 —
これをやらなくてもインストーラーからインストールすれば、vagrant sshは実行できる。
ただし、knife-soloを実行する場合は必要。

接続情報は下記。私は、Poderosaを使用してアクセスできることを確認した。

Host: 127.0.0.1
Port: 2222
Username: vagrant
Private key: D:/Users/[ユーザー名]/.vagrant.d/insecure_private_key

ソフトウェアの環境構築を自動化する

chef-soloを使う。
フロントエンドのツールはいくつかあるらしい。
ネットで探すとknife-soloの話題ばかりだったので、これを使うことにした。
— 2014/6/28追記 —
Vagrantとchefを合わせて使う場合は、knife-soloではなくvagrant provisionを使うのが簡単。
Vagrant provisionでchefを実行する(Windows8.1)

knife-soloを使う

インストール

下記のコマンドでインストール。

バージョンは0.2.0.
また、いっしょにインストールされたchefのバージョンは11.4.0だった。

レシピの準備

下記で、レシピのテンプレートが作られる。このchef-repoというディレクトリにレシピを作成する。

次に、下記を実行する。

knife solo prepare を実行すると、VMにchefをインストールしてくれているみたい。

ちなみに、事前に ssh が通るように ~/.ssh/config にどのキーを使うかを書いておいたほうが、毎回-iオプションを入力せずにすむ。

rsyncとsshのパスを通す

Windowsの場合rsyncがないので、インストールする必要がある。
knife-soloのREADME.rdocのページを見てみる。

すると、下記のサイトを見てrsyncをインストールせよ、と書かれていた。

https://github.com/thbar/rsync-windows

cygwinをインストールして、下記のファイルを取り出し、cygwinをアンインストールしろ、とのこと。
そのため、私はまずcygwinをインストールした。
その後、[インストールフォルダ]\binの下記のファイルを探す。

  • rsync.exe
  • cygwin1.dll
  • cygiconv-2.dll

そのあと、それらを一つのフォルダにまとめて、そのフォルダのパスをユーザー環境変数PATHに通す。

しかし、結局ssh.exeが見つからないのでエラーになった。

私は結局、cygwinから下記のファイルを取り出し、rsyncと同様に、PATHの通っているフォルダに保存した。

  • ssh.exe
  • cygwin1.dll
  • cygcrypto-0.9.8.dll
  • cyggcc_s-1.dll
  • cygssp-0.dll
  • cygz.dll

Cygwinのバージョンによっては必要とするdllが異なるかもしれない。
そのときはDependency Walkerの32bit版をインストールして、rsync.exeやssh.exeを調べれば依存するdllがわかる。
また、コマンドプロンプトでsshやrsyncを実行した時のエラーメッセージで必要としているDLLを判断できる。

レシピの実行

jsonファイルやレシピの編集を行なって下記を実行する。

下記のようなホームディレクトリのマークはなぜか使えず。
-i “~/.vagrant.d/insecure_private_key”

レシピの編集

initで作ったフォルダ構成は下記のようになっている。

  • cookbooks
    • [サービス名]/recipes/default.rb
      → レシピの内容
  • data_bags
  • nodes
    • xx.xx.xx.xx.json
      → レシピを実行するノードに対して、実行するレシピが書かれたファイル。
  • roles
  • site-cookbooks
  • solo.rb

レシピのひな形は下記のコマンドで作成する。

このコマンドでcookbooks/ntpが作られる。

たとえば、VMにapache2をインストールするというレシピの場合、まず下記でapache2という名前のcookbookを作る。

そしてcookbooks/ntp/recipes/default.rbを編集する。
下記は、インストール、サービスの有効化と起動を行うレシピ。

nodes/xx.xx.xx.xx.jsonを下記のように編集する。

これで実行できるはず。

ゲストOSを終了・削除する

下記で、起動終了。

下記で削除。

再起動。

Q&A

プロキシ環境下で実行したいのだけれど

Rubyのプロキシは環境変数http_proxyに設定。
* 変数名
http_proxy
* 値の例
http:/[プロキシのドメイン]:[ポート番号]

レシピ実行時にWARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!が出る

下記のエラーが出て、レシピの実行に失敗する。

127.0.0.1のようなIPを複数のVMで使いまわすと出る。
これはknown_hostsを削除すればOK。

CookBookのサンプルが欲しい

下記から好きなcookbookをcookbooksディレクトリないでgit cloneすればOK.
https://github.com/opscode-cookbooks
自分で作らなくてすむ。

複数のレシピを実行するには

nodes/xx.xx.xx.xx.jsonに下記のように書く。

あとでやろうと思っていること

  • VirtualBoxのBase Box作成
  • NT Emacsのshellとの統合
  • PoderosaのCygwinが立ち上がらなくなった件の解決